「わからない!」と、散々書いているが、それだけじゃ一般の方々は困るってモノ。

 もう少し、「そりゃどういうことやねん!」ということを明らかにしておかなければ

 いかんだろう、というのが主旨。

 

 妙なことだが、「わからない」という事を言うのは、ちゃんと勉強しているヒト、

 と全く勉強せずに開き直るヒト、ということになる。

 その間の人間がどういう言い方をするかは、ご想像にお任せする。

 ともかく、少なくともこの二種類のタイプは、見極めたいところである。

 無責任に「わからない」と言っているワケではないので、これだけはお伝えしたい。

 

 なに、それほど難しい事じゃない。

 何もかもが解らないワケではないのだから、勉強している人間は、現在の法律や技術で

 何が解っていて、何が解らないのか、を知っているヒトということになる。

 シックハウス問題にしろ、耐震性能にしろ、省エネ技術にしろ、全て同じ。

 つまるところ、そのラインを、ちゃんと説明出来るかどうか、だけなのである。

 これは、勉強していない人間には絶対に出来ない。

 

 だから理解して家を建てたいヒトに、相手の知識を見極める秘訣を教えましょう。

 質問をしても、一般的な内容であれば、おそらく「わからない」と言うプロは少ない。

 大半はお客さんの信頼を得たくて「大丈夫ですよ!」と言う。

 だが言葉の基本として、「大丈夫」の前には、必ず条件がある。

 大丈夫かどうかは、その条件があって、初めて言えることであるのは、普通の会話の基本。

 だから、その条件を聞いてやれば良いのである。・・・なんと意地悪な・・・

 

 ちなみに、世の中には「知らぬが花」ってことわざもあるので、この手の質問は自己責任で・・・

 

実験住宅?
基本は間取り